ダイアリー

1/21 ブルーノ・ムナーリ展

2019年01月21日

先日、絵本の研究会の方々と世田谷美術館の「ブルーノ・ムナーリ」展へ行く機会に恵まれた。
未来派から始まるその独特で誠に素敵な芸術活動をたっぷり。わりと作品を間近に見ることができたおかげで「役にに立たない機械」を吊り下げている釣り糸と本体の接合部分に使われているとても役に立っている接着剤に思いを馳せたりもできたし、身近に作品を感じることができる展覧会だ。たくさんのアート作品を見ていくうちに伝わってきた、分解、構築、連続…という啓示。 そして、やはり絵本。ムナーリの遊び心に敬服しつつ既成の絵本表現という概念の扉の向こう側の世界とでもいうのだろうか、ほほう、と感心感嘆しながら、また楽しみながら見ていった。読んでみたい絵本もいくつか。そして最後のセル画を重ねる体験コーナーでは子どもたちに混ざって遊ばせてもらった。
ということで、視野も広がりあれこれ得るものが多い貴重な美術館ツアーだった。感謝。
ショップで「ムナーリの機械」(河出書房新社)を購入した。この絵本をこれから少しずつ読んでいけるわたしは幸せだと思っている。(直)



ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 ※ご注文・お支払い方法 | ご利用案内
Powered by おちゃのこネット