ダイアリー

5/17 白樺

2019年05月17日

ロシアの樹木といえば白樺がすぐに思い浮かぶ。絵本の中の風景にもよく登場するし、実際に行った時にも本当にあちこちでよく見かけた。

郊外で豊かに葉を繁らせた大木が風に枝を揺らす様に見惚れたこともある。青空に生えてとても綺麗だった。個人的にロシア絵本のことなどやっているせいか、いつのまにか、白樺に愛着を感じるようになっている。

この白樺、日本だと高原や北海道などで見られるというイメージがある。例えばこのあたりだとあまり見かけることはないように思うし、気候的に難しさがあるのかもしれない。なんて思っていたのだが…。

実は、先日、この西荻にもかなり背の高い白樺の木があることに気づいて驚いた。ずっとこの街に暮らしていても、ビルに囲まれたその場所に背の高い木が生えていることさえ頓着してなかった。でも、たまたまその近所で雨宿りをすることがあって、手持ち無沙汰で周りの風景をボンヤリ眺めていた時に、「あれ、あんな狭いところにあんな背の高い木があったんだ、あれ、幹が白いぞ、もしかして、白樺?」となったときには少々興奮してしまった。

イヤイヤ違う種類の木かもと思って調べてもみたのだけど、多分、ほぼまちがいなく白樺だと思う。

近くまで行くことができる場所なので、行って見上げてみた。かなり高い木だ。あまり陽当たりのよい場所でもないせいか、ちょっと細めかなぁと思うけれど、逆によく育ったなぁと感心したり。

それ以来、その場所の近くを通るのが楽しみになった。いいことだ。

明日はオープンルーム。外階段のバラもいよいよピークだ。(直)




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