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7/13 「雑誌『楽しい絵話』1956-1957」
2019年07月13日
次のオープンルームは8月の予定。きっと暑くなっていることだろう。今年の夏。行きたいところ。行くべきところ。やりたいこと。やるべきこと。どれだけできるのかわからないけれど、よい夏にしたいな。
さて、以前から資料としてカランダーシの部屋の棚に資料として置いてあった本をご要望もあり仕入れた。「雑誌『楽しい絵話』1956-1957」。重くて分厚い。とてもとても見応えがあって、文句なしにご機嫌な1冊だ。
1956年に子どものお楽しみの為に発行が始まった、愉快な絵話の雑誌の2年分を集めたものだ。アニメや漫画の要素もふんだんで、絵話の挿絵がとにかく軽妙で賑やか(ポップでキュートともいうかもしれない)
元々はロシアの漫画について調べていた方から教えていただき、私がすぐに欲しくなって購入したのが最初。大好きで宝物だ。ロシアの子どもたちにも大人気だったというのも頷ける。
時々ヴァスネツオフも挿絵を描いていて、それを見つけるのも楽しい。この雑誌の主人公は子どもたちか中心の人間、それから動物たちだ。
子どもが理解できるユーモアが満載の1冊。玩具箱をのぞいたようなてんやわんやを是非!ソビエト時代のカルチャー資料としても。(直)
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