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11/18 冬から春の

2019年11月18日

今、カランダーシの部屋のテーブルには可愛らしい生花のアレンジメントが置いてある。想像以上によい香り。辺りの空気が柔らかくなって心和んでいる。

キツネとうさぎの絵本。ヴァスネツオフ画の昔話絵本だ。お話の内容はカランダーシ刊の「うさぎのいえ」と同じで、うさぎの家を乗っ取ったキツネを追い出そうと、次々と動物が登場する。ただ、こちらの絵本では狼、雄牛、熊が出てくる。最後に雄鶏が出てきてキツネを追い出すのは同じだ。

見返しに雪模様が描かれており、表紙のうさぎの木の皮のお家にも雪が積もっている。内容的には、冬から翌春までのお話で、季節の移ろいがとても重要なお話だ。ヴァスネツオフも、寂しげな冬の背景の色と柔らかな春の背景の色を変えて季節の移ろいを表現している。

繕い後のある大きめのブーツをはいたうさぎは小さくてかわいそうだけど、応援してくれる動物がたくさんいて幸せ者だ。でも、キツネは真冬でも何故か素足。おしゃれさんなのにちょっと不思議だ。(直)

http://karandashi.ocnk.net/product/389


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