ダイアリー

11/27 小人さん

2020年11月27日

明日は午後からオープンルーム。オンラインでも絵本をご覧いただけます。予約制。本日締切。詳細https://karandashi.ocnk.net/contact

アントン・ロマーエフ画の「小人たちと靴屋」はグリムのお話。ある貧しい靴職人。とうとう一足分の革しか手元に残らなくなる。裁断を済ませて夜眠り朝起きると、素晴らしい出来の靴が出来上がっており高い値で売ることができる。それで二足分の革を買い裁断しておくと立派な靴が出来上がっていて…靴職人夫婦は裕福になる。

ある晩、靴職人夫婦は仕事場を覗くと裸同然の小人たちが靴を仕上げていた。夫婦は服と靴を贈る。喜んだ小人たちはダンス!そして靴屋を去るのだが、靴屋の靴は売れ続けて繁盛する。というお話。

ロマーエフは美しいクラシカルな表現をベースにしながら、人物の動きのコミカルさや豊かな表情、大胆なページデザインなどで現代的なセンスを盛り込むことで、賑やかで心温まる生き生きとしたおとぎ話に仕上げている。

他の作品を見てきて光の表現はロマーエフの真骨頂だと思うのだが、この作品でもその腕前は遺憾無く発揮されており、魔法の粉がかかったように絵が輝いている。

お話っていいな。絵本っていいなと思える絵本だと思う。
小人たちの小さな小さなお洋服の素敵さは必見!(直)
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