ダイアリー

12/4 さめざめ

2020年12月04日

明日はオープンルーム。オンラインも。予約制。締切は本日中。詳細https://karandashi.ocnk.net/diary-detail/1575

「きつねとうさぎ」のお話絵本。ヴァスネツオフ画だ。カランダーシ刊「うさぎのいえ」と同じお話だ。暖かくなり雨が降り自分で作った氷の家が溶けるのだが、さめざめと泣いているきつねが憐れだ。ふさふさのしっぽもうなだれている。

春とはいえ、まだ雪が残る原っぱの様子や、ぬかるんでいる地面の様子がよく伝わってくる。でもきつねは見開きの次のページではもううさぎの家を乗っ取っている。すぐに立ち直り次の行動に移れるきつね。強い。

結局は雄鶏の助けを得て、うさぎは家からきつねを追い出すのだが、逃げ出すきつねが全然懲りたような顔をしていない。舌を出して
笑っているようにさえ見える。

きつねは多分どこかでまたその強引な行動力で逞しく生きてゆくに違いないとこの絵本の挿絵を見ていると思う。今まであまりきつねの事を気にしてなかったけれどその強さは羨ましくもあるなぁ。なんて思う今日この頃だ。
https://karandashi.ocnk.net/product/389


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