ダイアリー

1/14 もみの木の歌

2021年01月14日


暮れに買ったカサブランカ百合を寒い玄関に飾っている。年が明け、頑固に固かった蕾が時間をかけてひとつひとつ開いている。花は大きく美しく、濃厚で良い香りが辺りに漂っている。あと蕾は2つ。随分長い間楽しめそうだ。

どんどんと時は流れて、去年のクリスマスもお正月の記憶もだんだんと遠くなるけれど、この花が咲いている間はささやかな思い出のあれこれの余韻を楽しめそうだ。

余韻ついでに、今日はもみの木の歌をご紹介したい。何だか今更感は否めないけれどきっと親しみを感じていただける歌だ。

私が受けているロシア語のレッスンの中ではソビエト時代の幼稚園の教科書も使っているのだが、その中で今週読んだ詩が「ёлочка もみの木」。先生からこれはとても有名な歌だと教わったので動画を探してみた。
https://m.youtube.com/watch?v=5mm1hogJNt4&feature=youtu.be

1903年にライサ・クダシェワにより詩が発表され1905年にレオニード・ベックマンが曲をつけたこの歌、調べると革命や第一次世界大戦のあたりには歌われなくなったものの、1940年代にクリスマスを祝うことができないソ連政策下ではあったけれど、新年の歌として復活。その後幼稚園や学校で広く歌い続けられ、現在は、誰でも知っているクリスマスの歌として愛されているとのこと。

懐かしいようなきれいな旋律。動画は英語詩も同時に見られるものを選んだのでロシア語がわからなくてもニュアンスが伝わると思う。

歌詞を覚えて今年のクリスマスには歌えるといいな。あ、ってことは今更感ではなくて、かなりの先取り感ということになるのかな。(直)




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