ダイアリー

2/10 生命力

2021年02月10日


グランドカバーに、と思って植えたアイビーが油断していると外壁を登り出す。気づけば剥がすけれど根っこの跡が残るから曲者だ。誰も住まなくなったらあっという間に壁を覆うんだろうなと思っている。

ご近所にそれこそ全体が蔦に覆われた家があり、玄関さえも開かない状態。私はてっきり空家だと思っていたのだけど、通りがかりの小学生が「ここ、人が住んでるんだよ」と友だちに話していたのを先日たまたま聞いて驚いた。で、その人は一体どこから出入りしているのだろう。ちょっと気になっている。

エリザベータ・ヴァスネツオフ画「バユ・バユシキ・バユ」は、子守唄の絵本。でも決して静かな絵本ではない。カラフルでパワー溢れる、ある意味目の覚めるような!熱量を感じさせる内容だ。伝わってくるのは脈々と引き継がれてきたロシアの農民たちの力強い生命力だ。赤ん坊は一方的に守られるべき弱々しい存在ではなく生命ある同志のような存在なのかもしれない。そんな風にも感じられる。

ネズミから赤ん坊を守るために昔の農家の家の揺り籠は吊るされていることが多いのだが、この絵本ではその色々なパターンを見ることもできて興味深い(直)

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