ダイアリー

5/20 ちいさいおうち

2021年05月20日


窓を開けるとすぐご近所に出来る大型スーパーの建設け工事の音。どんな建物になるのだろう。きっととても便利になると思うけれど、この辺りの街の雰囲気も変わるだろうなぁなんて思っている。
そしてさっきから1羽の鳥の声。鳥の名前は分からず。

ロシア語版「ちいさいおうち」(ヴァージニア・リー・バートン作/絵)。コルデコット賞受賞作品であるこの絵本は、日本では岩波書店から石井桃子さんの訳で1954年に発行されて以来ロングセラーを続けている。

町から遠く離れたひなぎく咲く小高い丘の上に建つちいさなおうち。豊かな田舎の四季の移ろいの中で家族と共に過ごしていた幸せで静かな年月はしかし都市開発の波にどんどん呑み込まれてゆく。

いつしかそのいえには誰も住む人もいなくなり、ついには周りを高いビルに囲まれ頭の上を電車が走るまでに。でも以前の住人の子孫により、ちいさいおうちは再び田舎へ移され静かで幸せな日々を取り戻す。

「ちいさいおうち」ロシア版は、アメリカでこの絵本が発行(1942年)されて70年経ったのを記念し2014年に初めて翻訳発行された。(直)
https://karandashi.ocnk.net/product/572


ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 ※ご注文・お支払い方法 | ご利用案内
Powered by おちゃのこネット