ダイアリー

7/6 四季

2021年07月06日

肌寒かったり、蒸し暑かったり。まだ梅雨は続くようだ。今年も水引きが咲き出した。雨の季節の恵みと脅威。熱海で大きな災害が起こってしまった。まずは行方不明の方々の安否が早くわかりますようにと願っている。

「霧の中のハリネズミ」の作者であるセルゲイ・コズロフが四季の巡りについて語りかける絵本「四季」絵はピョートル・バギン。

夏の章では、まず森のこだまが登場し鴨の親子との掛け合いから始まる。(ロシアでは鴨の鳴き声はкряクリヤと表現するようだ)バギンはコズロフの比喩を用いた独特の表現に繊細で透明性のある幻想的表現で応えていて儚くて美しい。

季節に思いを馳せ、あわあわと過ぎてゆく日々をもっと愛おしむために。(直)
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