ダイアリー

6/25 紫陽花

2022年06月25日

この季節のお楽しみ、テーブルに紫陽花を飾って紫陽花のお菓子をいただきます。窓からは庭の白いアナベルが見えます。梅雨は鬱陶しいですが雨と紫陽花の景色は良いものです。

先週木曜日はクニーシカの会でした。コズリナ先生のご指導のもと、テキストを読み進めてゆくことができ感謝です。犬のシャーリックは室内犬になるためにプードルカットまでしたのにうさぎを見たら狩猟犬の血が騒ぎ夢中になって追いかけてしまいます…。自分が何者であるのか、その問いのひとつの文学的な?答えがいよいよ次回見つかりそうです。物語を共に読みながら生きたロシア語のニュアンスやソ連時代の社会背景のことなど教えていただけます。興味のある方は連絡お待ちしています。

ロシア絵本を4点ご紹介。

『きのこの下で』
アニメーションの世界で多くの作品を生み出してきたウラジーミル・ステーエフはロシアではとても人気がある作家です。森の中で強い雨にあった蟻は小さなきのこの下で雨宿り。するとずぶ濡れの蝶々かやってきて…というちょっと不思議なお話です。

『僕は赦しを求めない』
母親と衝突した少年の滲む心象風景が美しい芸術的な絵本。プロコフィエヴァの物語をトラウゴットの繊細で心の奥深くへ問いかけてくるような挿絵が切なく彩ります。少年の心の動きに寄り添いながら物語を味わいたい。

『野の白鳥』
シャルル・ペローの「長靴を履いた猫」「赤ずきん」そしてアンデルセンの「野の白鳥」が収録されている。挿絵はブラートフ&ヴァシリーエフ。コンパクトサイズけれどハードカバーでしっかりとした作りです。優雅な挿絵はロマンティックな世界へ誘います。

「ラパートチキ」
菩提樹や白樺の樹皮や麻などで作られていた農民たちの履物をかたどった絵本です。ロシアの昔話の挿絵を見ると皆履いています。コムナールが描く昔ながらの詩や童謡の世界が楽しめます。2つの絵本が紐で繋がっています。壁に飾っても可愛いですよ。


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