ダイアリー
1/26 ヒアシンス
2025年01月25日
根を出すために暗いところに置いていたヒアシンスの水栽培。芽が出てきたので明るい窓際に置きました。ピンクと紫の花が咲くのを日々楽しみに待ちたいと思います。
むさしの・多摩・ハバロフスク協会ではモンゴルでの植林ツアーの参加者を募集(後援・武蔵野市)しています。ハバロフスクでの植林がきっかけで広がった交流活動です。お申込みなどはこちらへhttps://mtxa.org/
木曜日にコズリナ先生のご指導のもとクニーシカの会を開催しました。少し遅めのС Новым Годом (新年おめでとう)の挨拶を交わして皆さんとテキストを進めてゆきました。
今回はペンギンの親子のお話です。中々水に飛び込もうとしない「変わってる」子どもを育てるお父さんはある時強引に子どもを水に引き込もうとしますが、お母さんは子どもを庇って共に岩の上まで逃げます。追いついたお父さんは一緒に海に飛び込もうと誘います。そして次の瞬間、ペンギンの子どもは空に飛び立ちます。
実はこの子どもはペンギンではなくアホウドリの子どもだったのです。という内容でした。先生からペンギンの子どもが飛び立つクライマックスシーンの描写はプーシキンばりの古い言い回しや3点リーダが使われたりしていてお芝居がかった文体だと教えていただきましたが、それゆえに個人的には読むのも訳すのも難しいと感じました。
最後に出てくるВсему свое время というお母さんの言葉は、どんなものにも時があるという意味のロシアの諺なのですが、先生から日本にもそれに当てはまる諺があるのでは?と問われ、皆でうーんと考えましたがぴったりの諺は思い浮かびませんでした。
このペンギンの子どものように、皆と違う個性を持った子どもとその親のロシアのお話には『ワニになにがおこったか』(マスクビナー原作/田中潔翻訳/偕成社)があります。このお話はワニの父親とヒヨコのお話で、虐げられた2人が最後には共に大空に羽ばたくというお話です。素朴で優しいオリシヴァングの挿絵がストーリーに寄り添います。好きな絵本です。
新しく絵本を紹介しています。よろしくお願いいたします(直)