ダイアリー
2/17 バーンと
2025年02月15日
久しぶりにみなとみらいに出かけました。海を見るのもそういえば久しぶりでした。風はまだ冷たいですが日差しに春を感じる午後のひとときでした。
水栽培のヒアシンスの花が咲き出し良い香りです。花茎が曲がらないようにと考えて毎日瓶の角度を変えていますが効果はあるように思います。ピンクと紫、それぞれ個性のある咲き方で面白いです。
ロシア語の先生と今度はプーシキンの『金鶏物語』を読むことにしました。私はビリービン版絵本を使いますが、あらためてその美しさに目を見張っています。それまでの民話絵本とは異なる太い線を用いた様式的な絵柄が特徴です。私は風刺を込めた王様の表情に注目して読んでゆきたいと思っています。
新しい絵本を紹介しています。『すずめさん、どこでお昼ご飯を食べたの?』はマルシャーク作のお話絵本です。一羽のすずめが動物園の様々な動物のところへ行き、少しずつお裾分けをいただくというお話です。邦訳版もあります。(たしろちさと文/絵、福音館)
ページを捲るたびに迫力ある愛嬌たっぷりの動物がバーンと飛び出してきます。画家のリヤ・マイロヴァは、きっと子どもたちそして大人たちの笑顔を想像してこの絵本をデザインしたのでしょう。すずめは紐がついた栞としてどのページにも登場できますからお話絵本としてとても楽しい使い方ができます。本当にカラフルでユニークで魅力たっぷりの絵本です!(直)