ダイアリー

3/2 佐藤さとるさん。

2017年03月02日

もう少し前の話になるが、佐藤さとるさんがお亡くなりになった。「誰も知らない小さな国」コロボックルシリーズなど日本のファンタジー作品の草分け的存在といわれている方だ。哀悼の意を捧げたい。
佐藤さとるさんといえば私にとっては「おばあさんのひこうき」(小峰書店)というお話だ。もちろん村上勉さんの絵だ。
小学校の時、随分長い時間をかけてこのお話の「学習」をした記憶がある。なんで先生はこのお話にこだわるのだろう、と子ども心に思ったくらいに力が入っていた。ざわついた教室の音や給食の匂い、黒板のきれいな階書文字のイメージなどが「おばあさんのひこうき」という言葉と共にふぁーと蘇る。学校の勉強としてお話を読んだ記憶の最初の方にこの作品がある。私は何か漠然と腑に落ちない思いを抱いてちんまりと教室に座っていたっけ。
今度また読んでみたらどんなふうに感じるのだろう。
今日は雨。埃を鎮めてくれる雨。(直)

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