ダイアリー
7/11 少年。
2017年07月11日
マイ・ミトゥーリチの「みずたまりの中の絵」という絵本の中の、絵を描く少年の挿絵がいいなぁと思った。なんでだろう。はにかみのある赤い頬。口はとがっている。きっとリアルな等身大の少年の姿を見ているように感じるからだろう。心持ちのようなものも伝わってくるような気がするのだ。それは、ミトゥーリチ自身が少年というものに抱く思いというものも反映しているのかもしれない。自分自身の少年時代の気持ちなどの投影はあるだろう。実際どんな少年時代だったのだろう。なんて思っていたら巻末に残念ながら少年期ではないが幼少期の写真が掲載されていた。やんちゃというよりはナイーブな印象を持ったけれどどうなのだろう。とにかく不安定な場所(揺れる木馬の上)でじっとしているのは難しかったかったにちがいない、ということは伝わってきた。(直)
「水たまりの中の絵」http://karandashi.ocnk.net/product/208
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