ダイアリー

8/7 ぴょん吉。

2017年08月07日

小さい頃、家ではうさぎを飼っていた。名前はぴょん吉といってオス。父が四角い小屋を作って前面は金網をはっていた。餌を与える入り口は突き上げ式の木の格子戸状のもので、そこからよく私はクローバーやタンポポをとってきては与えていた。キャベツや人参などの野菜のきれはし、そして庭や当時はたくさんあった原っぱで食べられる草をたくさんとってきて与えていた。ぴょん吉はクローバーが好きだった。自分の身体が隠れるくらいの量の草を与えても、もしゃもしゃときれいに平らげた。糞は父が作っていた庭の畑の肥料になった。小屋の角に穴をあけたら決まってそこで用を足していた。
ぴょん吉のことは大好きだった。柔らかい手触りも覚えている。思い出すと泣けてくる。何も言わない、静かな友だちだった。
 新しいうさぎの絵本を今日は外で撮影してみた。明るい日差しだけど、西側の空は暗く、台風がそこまで来ていた。(直)

「うさぎちゃん」http://karandashi.ocnk.net/product/216
 


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