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8/10 政宗公。

2017年08月10日

さて仙台母娘旅。2日目は伊達政宗公の霊廟「瑞鳳殿」と仙台城址を訪ねた。霊廟は政宗公が鶯の初音を聴きにきていた場所だそうで熊出没の看板もあるような静かな山の中。ちょうど今年は生誕450年ということで記念の本殿ご開帳が行われていた。そして青葉山、仙台城址へ。政宗公の勇壮な銅像は思った以上にかっこよかったけれど逆光でお顔がはっきりしない写真しか撮れず。資料館では典型的な山城の仙台城の造りや全貌などをCG映像で見て江戸時代のこの地の繁栄に思いを馳せた。
霊廟も銅像も立派で美しいものだったが、霊廟は戦災時に全焼、銅像は金属供出のため撤去されたという過去を持ち、そしてその後、人々の熱い思いによりそれぞれ復元されている。
建物、銅像、そして街でさえ、形あるものは人災や天災により時に崩れ、なくなってしまう。けれども再びそれをなんとか造り直してゆこうとする人々の思い。仙台の場合、その思いの中に政宗公という存在があるのだろうなぁと思ったし、城下町のプライド、矜持、誇りというようなものが短い旅だったけれども滞在中伝わってくるものがあった。ちょうど七夕祭りだったせいかもしれないけれど。
あ、ライブもよかったし、牛タンもずんだ餅もとてもおいしかった。よい旅だった。(直)


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