ダイアリー

8/17 八ヶ岳…山の暮らし。

2017年08月17日

今日は八ヶ岳まで出かけた。家を整理する方からソビエト絵本がたくさんあるので見にいらしてくださいと誘っていただいていたのだ。久しぶりの晴れ間に木々を渡る風はさわやか。別荘ではなく定住者として20余年を過ごしたというそのお宅は古民家風の造り。吹き抜けの玄関には囲炉裏も切ってあった。通された山々を見渡せる眺めのよいお部屋では、今年22歳!になる猫さんに歓迎していただいた。そのお部屋で絵本をたくさん見せていただいたのだが、その方の御一家がソビエト時代のロシアで暮らしていた時のアルバムを見せていただいたり、話は山の暮らしについて広がっていった。ご主人が決めたという八ヶ岳の暮らしは、作物を作り、田を借りて稲を作り、養蜂をし、山羊を飼い、仲間と一緒に羊も飼うという本格的なもの。(生きている)山羊を売ったり買ったりする山羊屋さんがいること、山羊の子どもがそれはそれはかわいいこと、植えた木があっという間に大きくなること、蒔は白樺がよく燃えること、いのししや鹿がやってきて作物を食べてしまうこと、などなど教えていただいた。静かでそれはそれは忙しい山の暮らし。それは、私がどこかでずっと憧れてきた暮らしでもある。
拝見させていただいた絵本は貴重なソビエト時代のものばかりだったが多くの本をお譲りくたさるとのこと、また、その時代のお人形さんなどなども譲っていただけることになり、ありがたく頂戴することにした。これらはカランダーシのお部屋で皆さんに見ていただけるようにする予定だ。
庭を見せていただいた時、一匹の蛇がすーっと静かに茂みに姿を隠した。ひなたぼっこを邪魔してしまったようだ。不思議と怖くなかった。 (直)

8/19 東京ロシア語学院ミニバザール、その他のお知らせについて
http://karandashi.ocnk.net/diary-detail/496



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