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9/11 おおかみ。

2017年09月11日

シャルル・ペローの赤ずきんちゃんのミニブック。この絵本の中の狼の風貌はどこか間抜けな雰囲気であまり怖くはない。でも、幼いころ、狼に対して「こわい、悪い」イメージを持ったお話の代表は「赤ずきんちゃん」だろうと思う。最終的には人間側が勝利するにせよ、だ。実物を見たこともないのにお話や絵本の世界でそう思い込んでしまったというのはある。考えてみれば失礼な話だ。もちろん、今でも怖いな、と思う動物だと思うけれど、昔よりは親しみを持っているというか、むしろ今や個人的には好きな動物リストに入る勢いの存在になっている。
無論、怖い、悪い、というイメージは狼に脅威を感じながら暮らしてきた人々のものだと思う。説得力があるし、理由があるのだ。なので、もちろん、お話上の狼のイメージには納得しているのである。
ロシアのお話の中では、色々なイメージがあるように思う。結構情けない奴、ふがいない奴としても登場する。
この絵本はそっち寄りのイメージで描いているのかな…と思っている。(直)

「あかずきんちゃん」http://karandashi.ocnk.net/product/224

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http://karandashi.ocnk.net/product-list/19

◆国立科学博物館筑波植物園「きのこ展」に「わいわいきのこのおいわいかい」展示
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