ダイアリー

9/17 ハエとゴキブリ。

2017年09月17日

昨日は勉強会のために本棚にあるチュコフスキー作の絵本などを出していた。会が終わった後、片付けようとして、ふとその数冊の中のハエとゴキブリが主人公のお話絵本を久しぶりに手に取って読んでみた。何故かというと、実はつい先日、ロシア語の先生とゴキブリや蚊などロシアの害虫の話をしたばかりで、あらためてそれらが主役の絵本ってどんな感じだったんだろうと思ったからだ。
「おしゃべりはえの子ぶんぶんこちゃん」(新読書社)と「ゴキブリ大王」(偕成社)だ。ぶんぶんこちゃんは虫たちを招待して自分の誕生パーティーを開くが、蜘蛛の糸にぐるぐる巻きにされてしまう、それを颯爽と救ったのは蚊のばうや!蚊はぶんぶんこちゃんに求婚して…というもの。ゴキブリ大王の方は、大王に君臨し威張り散らすゴキブリをある動物が退治する…というお話。両方ともわくわくもドキドキもあり素直に面白いお話だ。(ゴキブリは最終的には気の毒だけど)
両絵本の中でチュコフスキーは、主人公としてゴキブリ、ハエの特徴をいかしながら、ユーモアと遊び心ももってお話を展開させてゆく。あまり好かれてはいないかもしれないけれど、生活の中では身近な虫(生き物)だけに子どもたちはお話にすっとひきこまれるのでは、と思う。
ハエ、ゴキブリ絵本と聞くと、ちょっと敬遠したくなるかもしれないけれど、ぶんぶんこちゃんの方はミトゥーリチの絵もとても素敵。子どもが小さい時にこれらの絵本を知っていたら読んであげたかったと思う絵本だ。(直)

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