ダイアリー

10/17 グレーテルのかまど。

2017年10月17日

昨日はEテレの「グレーテルのかまど」という番組を初めて見た。ディックブルーナが愛したバター・クッキーを取り上げるのを知ったからだ。お菓子の背景を知り、実際に作ってみるという番組。終始ほんわかしていた。ディック・ブルーナが欠かすことのなかったというクッキーはシンプルでとてもおいしそうだった。
ブルーナといえば、気になることがある。今年2月に亡くなった後2冊の翻訳絵本が出版されて、久しぶりにブルーナ絵本を購入した。そのうちの1冊が「ふなのりのやん」(福音館書店)という絵本で、やんが航海に出てエスキモーの人たちに会い、食事をごちそうになり、また航海に出るというお話だ。
やんをオランダの人と考えれば、グリーンランドに着いたのかな、と思うけれどわからない。実はロシア、シベリアにもエスキモーの人たちがいて、古い動物昔話を知ってから少し関心を持っている。でも、知り合いのロシアの人に聞いてもあまり興味を示さないし、知らないとも言われる。そういえば、昔よりエスキモーの人たちのことが話題になることはなくなっているかと思う。それは生活の近代化が進んだとこも関係しているだろうか。
そんな中、なぜ、ブルーナは最近になってエスキモーの人たちの絵本を作ったのだろう。絵本の中の彼らは「昔ながら」の生活をしているように見えるがどうなのだろう。このお話自体が昔設定なのだろうか…。
前述の番組の最後に、ブルーナカラーの中の黄色は幸せの色だと言っていた。バター・クッキーの色だ。
そして絵本のエスキモーの人たちの皮膚の色も黄色だ。
明るく、温かい黄色。優しい笑顔が印象的だ。(直)

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