ダイアリー

10/21 ソ連時代の匂い。

2017年10月21日

今日は雨降りの中、予約を入れてくださっていたお客様がいらした。絵本を見ていただいたり、一緒にロシアのお話をさせていただいたり、楽しい時間を過ごさせていただいたのだが、ソビエト時代の絵本を見ていただいている時に印象深い反応をいただいた。それは、「あ、ソ連時代の匂いがする」というものだった。一緒にいらしたもうひとりの方も同意していらしたと思う。それはどういうことかというと、かつてその方が経験した、ソ連時代のソ連から持ってきた、あるいは送られてきた物と同じ匂い、ということらしい。例えばチョコレートの包み紙がこんな匂いだったという。だとすると、紙の匂いか、あるいはインクの匂いか、あるいはその両方混ざった匂いなのかもしれないと思うがどうなのだろう。ちょっと驚いたのは、絵本の匂いが、当時と今と同じ匂いだということだ。環境的に何か染み付いた匂いなどではなく純粋にロシア時代の物の匂いというものがあって、それが今も残っているということなのだ。
その方は、何度も絵本の匂いを嗅いで懐かしいとおっしゃっていた。
くん。くん。後で私も嗅いでみた。確かにほんのり独特の匂いがある。これがソ連時代の匂いなんだ、と思うと何だか感慨深かった。
来週のオープンルームはマトリョーシカ絵付け講座のためお休みです。(直)

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