ダイアリー

11/8 画家の素顔。

2017年11月08日

カランダーシでも人気のブラートフ&ヴェシリーエフコンビ。2人で作品を作り上げているのだが、、今回入荷した本「お話・詩・歌」には2人のポートレートが掲載されていて興味深い。この本にはタイトル通りジャンルの異なる作品が数多く収録されており、それぞれの表現の違いを見渡すことができる。優美な表現から素朴な味わい、またはアヴァンギャルド的なものまで、2人の挿絵に対する取り組みが決して画一的ではなかったことが確認できる。子ども向けの本の挿絵は彼らの「仕事」であり、アーティストとして本来描きたい表現ではなかったことは知っているが、その「仕事」への思い、や挑戦というものをこの本を見ながら感じ取ることはできるのではないだろうか。そして一貫して明るいきれいな色を使っていること、ここに子どもの本の挿絵に対する彼らの姿勢、メッセージを受け取ることができるのではないか、などと思っている。
今日は新宿方面に用事があり出かけたのだが、雑踏でちらっと聞いたメロディーに「これ、誰の何の曲だろう」と思い巡らせ、あ、リチャード・クレイダーマンだ、となったのだが、随分久しぶりにこの名前を口に出したなぁと何だか感慨深かった。(直)

「お話・詩・歌」http://karandashi.ocnk.net/product/232


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