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5/20 ロシア歳時記

2018年05月20日

オープンルームありがとうございました。
今日はいつもの板の間スペースのテーブルの向きを変えてみた。なかなかよい感じだ。今日はロシア絵本の会があり、今回は1970年代のブルガリアで作られて露訳された蟻の絵本に取り組んだのだが、当時の国の事情などにも話がおよび勉強になった。
さて、今日は1冊の興味深い新刊を紹介したい。ロシア・フォークロアの会なろうど編著「ロシアの歳時記」(東洋書店新社刊)だ。カランダーシでも扱うことになった。まえがきに「ロシアの一年をめぐる季節の流れとその季節感覚が節目の行事とエピソード、動植物相のたたずまいをまじえて描き出されている」とある。例えば、春のページを開いてみよう。渡り鳥、土起こしと種蒔き、復活祭、春の外遊び…などなど11のテーマのエッセイでロシアの春の自然と人々の信仰や文化、暮らしの様子を教えてくれる。わかりやすく丁寧に書かれているので、季節の匂いや音や手触りのようなものも伝わってくる。本当にこんな本が欲しかったので心底嬉しい。ロシア絵本の理解にもおおいに役立つはずだ。(直)
ロシア歳時記http://karandashi.ocnk.net/product/277


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