ダイアリー
7/26 旅と絵本と
2018年07月26日
今回のロシア旅は、サンクトペテルブルクという街に主に滞在。絵本画家でいうと、かつてビリービンやベヌアたちが活躍した現場であり、また革命後のアヴァンギャルド絵本が爆発的にたくさん生み出された現場、つまりは絵本の革命の現場、その場所に立つことができたことは感慨深かった。この街の建物などは当時のままだ。ほぼ同じ景色を見ることができたわけである。プーシキンやドストエフスキーなど文学者の息吹をすぐそこに感じることができ、音楽、バレエ、美術など芸術の香りに満ちた街。もちろん、歴史の舞台であった街。こういう街を背景に当時のロシア絵本は作られたのだなぁと、私なりに実感することができたのは収穫だ。
画像はベヌアのアルファベット絵本「アーズブカ」の1ページ。エカテリーナ宮殿のエカテリーナの専用お風呂棟とその前庭を見た時に、このページを思い出した。トピアリーの様子などもとてもよく似ているなぁと思った。実際の関連性はわからない。わからなくても絵本を想起できたことが何だか嬉しかった。(直)
画像はベヌアのアルファベット絵本「アーズブカ」の1ページ。エカテリーナ宮殿のエカテリーナの専用お風呂棟とその前庭を見た時に、このページを思い出した。トピアリーの様子などもとてもよく似ているなぁと思った。実際の関連性はわからない。わからなくても絵本を想起できたことが何だか嬉しかった。(直)