ビリービンの生涯の軌跡を見渡せる入門的画集!
ハードカバー・オールカラー・232×315・48ページ
ビリービンの生涯の制作活動が順を追って紹介されており、作品には制作年が記載されています。民話絵本の挿絵、風刺画、舞台美術、衣装デザイン、ポスター、人物デッサン…の代表的なものが網羅されています。画家ビリービンの人生を知り、その足跡を追うのに最適な画集です。
ビリービンについて
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イワン・ビリービン
(1876〜1942)
画家、舞台装置家。ペテルブルク生まれ。大学時ドイツ留学。イリヤ・レーピンに師事。ヴァツネツオフのロシア英雄叙事詩画などを見て衝撃を受け、以後ロシア民話や中世を作品に反映させるように。「芸術世界」の一員として民話画を描きはじめ、1901年から03年までに当時の印刷技術最高峰の国立印刷所から「うるわしのワシリーサ」など6冊の民話絵本を刊行。その後もロシア細密画、イコン画、ルボークなどの要素を取り入れ、アール・ヌーヴォーや浮世絵の影響も受けつつ、豊かな民族描写力、装飾モチーフのデザインセンス、美しくも落ち着いた彩色で描かれた美しい絵本を発表。オペラやバレエの舞台装置デザインでも活躍。ロシア革命後はエジプトやフランスにも滞在し、帰国後、36年からペテルブルク芸術大学教授。42年、ドイツ軍に包囲される中、防空壕の中で66歳で亡くなりました。