「のうさぎのフルー」でおなじみのロシア亡命画家のロジャンコフスキーがアメリカで描いた「さんびきのくま」
180×220 ・24ページ ・ハードカバー ・オールカラー
日本におけるロシア絵本の代表的な存在、ヴァスネツオフの「さんびきのくま」とはまた違う「さんびきのくま」の世界が楽しめます。女の子はとても現代的ですし、なんといっても熊たちが陽気でおしゃれ。食器もベッドもカラフルです。アメリカに亡命した40年代に描かれたもので、その前の滞在国フランスでのカスチョール文庫で求められていた表現とは異なる方向性が見てとれて興味深いです。
ロジャンコフスキー
1891-1970
ロジャンコフスキーについて:
http://lucas705karandashi.blogspot.jp/2015/04/blog-post.html