最初の最初のチェブラーシカ!
《内容》
・153mm×214mm・138ページ・ハードカバー・新読書社刊
チェブラーシカ…原作の挿し絵として当初描かれた姿・形は今あちこちで見かけるものとは全然違うものだったようです。その後、アニメーション制作時に現在のいわゆるチェブラーシカ像が作られました。この本の挿し絵はアニメ以前、原作当時のままのものです(表紙は今チェブラーシカですが)。
素朴な風貌の耳の小さいチェブラーシカに戸惑うかもしれませんが、なかなか表情も豊かですし、想像力をさしはさむ余地のある、「不思議な生き物感」的魅力があります。
お話は、オレンジの箱に入ってやってきたチェブラーシカがさびしいワニのゲーナ(本来はこちらが主人公です)や女の子ガーリャとともだちになり、共にさびしいものたちのことを考え世話をやき、ともだち作りの手助けをし、「なかよしの家」を建てますが…というもの。積極的に行動するチェブラーシカに大拍手です。