アレクセイ・トルストイ作「おおきなかぶ」の楽しい絵本です。
ソフトカバー オールカラー 200×260 16ページ 半マット紙
大きく育ったかぶはおじいさんだけでは抜けません。そこで、おばあさんに手伝ってもらい、孫娘と、犬…と仲間が増えていきます。声を合わせて一緒に頑張りたくなるロシアでもとても親しまれているお話。この絵本はきれいな色々使いが印象的で、おばあさんやおじいさんの民族衣装にも注目です。よく見ると、おじいさんの膝当てにおばあさんの衣装と同じ布が使われていたり、プラトークの毛ばたちなどもよくわります。それから、かぶを引っ張るおじいさんの農民らしい大きな手の表現にも注目です。そでの仲間の茹での白さなどとてもリアルです。最後にみんなでかぶをいただいている場面がほっこりします。