長く深い夜のお供に…。
200✖️270 ハードカバー 40ページ オールカラー
(ダイアリーより(1))ウサチョーフの詩。ちょっと不思議な子守唄の世界。オレイニコフはゆったりと静かにそしてユーモアも織り交ぜながら眠い眠いワールドを表現。目をつぶった子どもや動物たちの表情に心安らぐ
(2)オレイニコフの絵本に眠りをテーマにした絵本がある。ウサチョーフの詩とともに色々な眠りのシーンが登場する。猫やクマやうさぎなどの動物たちや蛍、恐竜!そして季節やシチュエーションも様々な眠りの風景が集められているが、中でもにコアラが団子になってくっついて眠っている「コアラ一家」の詩と絵は印象深い。
まるで木にコアラがなっているかのよう。固まって皆気持ちよさそうに眠っている。パパもママも。てっぺんで毛布にくるまっているのはお爺さん。面白いのはおじさん。彼は頭を逆さまにして眠るとある。よく見ると…あ、いたいた。それから、おばさんはハンモックで寝ているとある。
子どもたちはあくびをして夢見ているのだ。なるべく早く大人になり、大人のように一年中眠る!ことを。なんとまあ。である。
この絵本を見ていると眠くなる。(直)