マーヴリナの雪の絵本
160✖️230 オールカラー 16ページ
(ダイアリーより)
その名も「雪」というマーヴリナの絵本(文/コヴァーリ)。森に積もる雪の多彩な表情を楽しみたい。一方どのページでも力強い存在感が際立ち、決して雪に負けてはいない樹木たちの存在感にも注目だ。
画像は「お日様と雪」というタイトル。燻んだ空の雲間から顔を出すお日様の明るい色に下の家の壁色が呼応して温度を感じさせ、春に向かう兆しが伝わる。マーヴリナの真骨頂である筆の軌跡から迸るリズムとスピード。直線と曲線。掠れと滲み。いいなあ。いつまでも見飽きることはない。
雪ばかりの絵本。この季節におすすめしたい(直)