ロシア美術館の収蔵作品をじっくりとご覧ください
ハードカバー 36 ページ オールカラー 227✖️245
【ダイアリーより】
マーヴリナのロシア美術館の収蔵作品集。旅の風景画、花の静物画、ヌード画などアーティストとして残してきた作品を見ることができる。この画集にはいわゆる民話の挿絵は登場しない。
1900年生まれのマーヴリナは、革命、それに伴うアヴンギャルドの時代から社会主義リアリズムの時代への大転換の荒波の真っ只中で何を見つめてどんな表現活動を行ってきたのだろうか。
マーヴリナの芸術のテーマには、ロシアの民族性の探求がひとつあるが、この画集からは美術館に通い影響を受けたフランス、そして印象派や後期印象派の流れというものを受け取ることができるのではないだろうか。
そして、またこの画集では自身がコレクションしていたイコン数点を見ることができる(直)