アンデルセンのお話をブラートフとヴァシーリエフのコンビが可憐に彩ります。
《内容》
223mm×167mm・40ページ・ハードカバー・2011年・新品ですがカバーに多少スレ
きれいなピンク色の表紙。どのページも小窓的な絵や飾り絵がついています。軽やかな線使いは絵をアクティブに動かし、物語の世界に息を吹き込みます。そして、何んといっても美しい色合いだけではない「黒」の用い方に注目です。それはシルエットであり、背景であり、暗号めいたメッセージをはらんでいるかのようです。
かつて活躍していた時代の作品が手軽なサイズでよみがえりました。懐かしいような新しいような世界観を是非お楽しみください。
Э・ブラートフ(1933年〜)ウラル出身
О・ヴァシーリエフ(1931年〜)モスクワ出身
二人はコンビを組んで長期間児童書の挿絵を描いてきました。