マルシャーク作の戯曲絵本
ハードカバー 170✖️215 オールカラー 64ページ
【ダイアリーより】
マルシャーク作「12の月」サゾーノフ画)。日本では「森は生きている」という表題でよく知られているお話かもしれない。この本は戯曲形式でまとめられている。継母の理不尽な言いつけのために真冬の森を彷徨う継子(この本ではそういう表現になっている)を焚き火の周りに集まっていた12の月の精たちが、月の特性を生かし助ける。
特に冬の厳しい地域においては、一気に雪を溶かし待雪草を咲かせる力はまさに夢のような魔法だ。人々がどんなに望んでも季節を動かしたり変えたりすることはできない。毎年長い冬を耐えないとならない中にあるからこそ、このお話は共感を呼び続けているのだろう。
ソビエト時代のアニメをひとつご紹介したい。 https://m.youtube.com/watch?t=0h0m37s&v=oY2znksZh-A