くま君はキツツキの電報で冬眠から目覚めて…
ソフトカバー 201✖️260 オールカラー 12ページ
【ダイアリー】
「くまくんが冬眠穴から出てきたよ」(シリーギン詩、ベラムリンスキー画)は表紙の赤いオープンカーを運転するやぎくんがかっこいい絵本。
「春の電報」「くまくんがありがとうを言うのを忘れた話」「くまくんと新しい建物」「やぎくん安全運転」の四つの詩が収録されている。
森の電報係はキツツキ。春の訪れを告げると、くまくんが冬眠の穴から出てきて嬉しそうだ。森の木のえだにきのこを干しているりすにありがとうを2つ言い、そして開発されている地域を見に行ったり。そしておしゃれなやぎくんはお山の道を標識通りに進んでゆく。くまが冬眠中の看板があれば静かに走行する。四つの詩は必ずしも繋がっているわけではないが、絵からすると同じくまくんがずっと登場している。
そして中々楽しそうなヒルクライムコースを行くやぎくん。首に巻いた赤いマフラーが風になびいてとてもおしゃれだ。(直)
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