犬が白パンを食べていると…
ソフトカバー オールカラー 12ページ 200✖️260
【ダイアリーより】
「けちんぼ君」という絵本。詩はジーマ・マシコフスカヤ、絵はヤロスロフ・マヌーヒン。おっきな白パンを噛んで食べている犬に次々に動物とたちがおすそ分けをねだる。
犬はパンを噛み噛み思案する。「あげようか、それともあげないことにしようか」と。で、結局「あげない!」と判断する。そして最後に雄鳥がやってきて、やっと「あげよう!」と判断した時にはパンはすでになかった、という内容。
白い背景に動物同士のやりとりの場面がすっきりと印象的に描かれている。いかにも欲張りという感じでもなく淡々と?悩んでいる犬君の表情などどこかユーモラスな雰囲気も。(直)