ロシア絵本黄金期の旗手のひとりコナシェーヴィチが描くグリム童話の世界。クロネコDM便送料82円
《内容》
ソフトカバー・215×280mm・オールカラー・12ページ
日本では「おいしいおかゆ」として親しまれているグリムのお話の絵本です。女の子がおかゆがわき出る壺をおばあさんにもらいます。その子のお母さんは壺におかゆを出させますがとめる方法を知らないので、おかゆはどんどんあふれ出し…。荒唐無稽なお話を細かい表現を得意とするコナシェービチがユーモアを交え描いています。
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ウラジミール・ミハイロヴィチ・コナシェーヴィチ(1888-1963)
ノヴォチェルカスク生まれ。「芸術世界」派の影響を受け、革命前後から挿絵の仕事を始める。独自の線をいかした画法を確立。チュコフスキーの詩とともに多くの作品を残す。マルシャークとの「火事」は名作。レーベジェフと共にロシアアヴァンギャルド絵本の黄金期を牽引した立役者。その表現のスタイルから、暗黒の時代もレーベジェフほど非難されず、第二次世界大戦後にいたるまで同じ表現で絵を描き続けた。
コナシェーヴィチについて
http://lucas705karandashi.blogspot.jp/2012/08/blog-post.html