小さなひよこの小さな冒険
205✖️273 16ページ ソフトカバー 205✖️273
【ダイアリーより】
「ひよこちゃん」はコルネイ・チュコフスキー作。自分は大きいと思っているまたまだ小さなひよこちゃん。
お母さんにたっぷり愛されて、虫のご飯をもらったり。黒猫がお母さんを追いやり、1人になったひよこちゃんは、雄鳥の雄々しい鳴き声を真似て叫んでみてもピーピーとしか鳴けない。水溜りに落ちてカエルに笑われてお母さんに助けてもらって…。と、まだまだひよっこな日常生活が語られている。
たくさんの画家がこのお話の挿絵を手がけているが、このビクトル・カニエフスキーの絵本は、はっきりと明るい色使いが印象深く、ひよこちゃんを始めとして出てくる動物たちも表情豊かで迫力もありひきつける。(直)