日本でも人気の14シリーズの露語版
ハードカバー 40ページ 215✖️305 オールカラー
【ダイアリーより】
いわむらかずおさんの「14ひきの森のねずみのあさごはん」。「14ひきのあさごはん」(童心社)のロシア語版だ。こうやって日本の絵本が翻訳され、ロシアの子どもたちの手元に届けられていると思うと嬉しくなる。
巻末にはいわむらさんの写真付きの経歴のページがあり、作家に対する関心の高さもうかがえる。
森がとても身近な存在であるロシアの人たちにとって、森の中で暮らすねずみたちの暮らしはとても親近感や興味を持つものであると思うし、また共に暮らす家族の日常の物語というところにも大いに共感と関心を持ってもらえているのでは、と想像する。
ということで、ロシアの絵本購入者のレビューなどを見てみると、自然描写の繊細さや美しさを高く評価している親が多く、日本の子どもたちと同じように、この絵本の世界観にすっと入り込み楽しみながらページをめくっている子どもたちも多いようだ。
