スイスの絵本。図書館、そして読書の魅力を伝える。
24ページ、ハードカバー、256✖️256 オールカラー
【ダイアリー】
スイスの絵本の露語版。邦訳も出ている(ほるぷ出版)。文はローレンツ・パウリン、絵はカトリン・シェレル。露語翻訳はダリヤ・アレクセーヴナ。
ねずみを追いかけて夜の図書館に初めてやってきたきつね。図書館って何?と尋ねるきつねにねずみは、本を読むと知識がつき賢くなるよと伝える。
それから図書館通いを始めたきつね。ある夜ニワトリを口に咥えたままやってくるが、ニワトリの骨は危ないよと文字が読めるニワトリは本を読んできつねに伝えて…。
好奇心に目を輝かせているきつねの表情はユーモアのある動きと合わせて魅力的。それを黒を効かせた背景が締めていてステキなスリルとワクワク感。(直)