ハリネズミのハリが靴下に刺さって取れません。
ハードカバー 265✖️220 32ページ オールカラー
【ダイアリーより】
「帽子」は先日ご紹介したアメリカの作家ジャン・ブレットのロシア語翻訳作品。こちらは邦訳版( ほるぷ出版)もある。
冬のある日。リーザのお家では屋外に干していた毛糸の靴下が紐から外れて落ちてしまう。そこへハリネズミがやってきて鼻を入れてみたら赤い帽子のよう。でも、さあ大変。ハリが刺さって脱げなくなった。家畜たちも巻き込んでひと騒動…。
ハリネズミのハリの様子や動物たちの毛の流れなど細かい動物描写や広々とした冬の背景描写は見応えがある。また見開きでメインとその他2つの場面を見せるレイアウトなどページ構成も面白い。(直)