森の生き物たちのお話
ソフトカバー 16ページ 215✖️280 オールカラー
【ダイアリー】
エフゲーニー・チャルーシンが挿絵を手がけた「かけっこハリネズミ」はスラトコフによる森の生き物たちのお話5篇が収録されている。
表題のお話。ハリネズミが先ずカタツムリ、次にカエルにかけっこを持ち掛けて最後に食べてしまうのだが、フクロウとの勝負の行方は?というお話。
文章にはカタツムリという言葉が表記されているけれど、挿絵ではどう見てもナメクジが描かれている。何故なのかはわからない。(確認のために検索して画像を見てたら気持ち悪くなってきた)
昔話ではなく、動物のそのままの姿を投影しして作られたお話。チャルーシンのリアルな動物描写が生き生きと物語の息吹を伝える。
楓の木の樹液に集まる鳥や蝶そしてアリたち。アリたちの声まで聞こえてきそうな存在感!