メンドリはどんな卵を産むのでしょうか。
ソフトカバー 8ページ 199✖️259
【ダイアリーより】
「まだら模様のメンドリ」はベニアミン・ローシン画のロシア民話絵本だ。表紙も民族的な意匠が活かされているが、挿絵の中の民族衣装や民芸品、調度品などを見るのも楽しい。メンドリの入っている桶も模様が施されていてとても素敵だ。メンドリの羽毛のフワフワ加減が素晴らしい!
ある日、メンドリが金の卵を産む。大喜びのおじいさんとおばあさん。でも中々硬くて割れない。するとネズミが走ってきて尻尾で卵を落として割ってしまう。悲しむおじいさんとおばあさんをメンドリは「泣かないで、これからは金色ではない普通の卵を産んであげますよ」となぐさめる。というお話。
どのページにもかわいいネズミが隠れている。表紙にも。それを探すのも面白い。(直)