一体誰が小麦粉を挽いているのでしょう?
ソフトカバ- 20ページ オールカラー 200✖️260
【ダイアリーより】
「誰が小麦粉を挽くのか」はエフゲーニ・ペルミヤーク作、マリヤ・ウスペンスカヤ画の刈られた小麦を挽いているのは私だと風車の石臼や歯車らが主張するが、それ聞いていた風が怒り…というお話。
小麦が集められ、大きな風車で挽かれて粉になってゆく。その過程に関わる人々の様子や仕組みがよく分かる。働く人々。馬、その周りて見ている犬、子どもたち。
作家は1902年生まれ。生涯を通じて、人々の労働や才能、技術などに注目して創作活動を行った。若い頃技術を習得し自作で手工芸品を作ることを得意とし、また、食糧難の際には、自ら小麦の種を蒔き、育て、粉にするまでを体験している。