ハードカバー 180✖️222 112ページ オールカラー
挿絵はポリナ・カラシニコヴァ。
ウリツカヤがかつて自分の子どもたちのために書いた物語集で孫に読み継がれています。
海を夢見る古い路面電車の話、蝿よりも苺が好きなベジタリアンの蜘蛛の話、蛙になっても昔の友だちを忘れないオタマシャクシの話などは、子どもたちに夢見ることを恐れないこと、大人には優しくなることはそんなに難しいことではないと教えてくれます。(本に記載されている説明要約)
カラシニコヴァのセンス溢れるカラフルでユーモアに飛んだ表現が素敵です。
リュドミラ・ウリツカヤはロシアのウクライナ侵攻に反対し2022年2月末にドイツに移住している。