国際アンデルセン賞受賞作家が描く詩情あふれる自然の姿。
・ハードカバー・300×225mm・オールカラー・32ページ
ユーリー・コヴァリ(文)との「短篇と小品のシリーズ」の1冊。見開き2ページでひとつのお話が表現されています。マーブリナが描くと静かな郊外の光景も、饒舌に語り、歌いだします。 そこには、詩があふれ、作家の息吹を感じることでしょう。テーマカラーは池の色の青。その青の表情の豊かさを楽しみながら、ゆっくりとページをめくりたい1冊です。贈り物にも。
(収録されているお話)
Стеклянный пруд
Невидимка
Эй
Тучка и галки
В берёзах
Букет
Дубы
Тёплый ветер
После грозы
Сковорода
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タチヤーナ・マーヴリナ(1900-1996)
ニジニ・ノヴゴロド生まれ。1929年、ロシア・アヴァンギャルドのグループのメンバー。戦後は風景画と昔話などの挿絵を描く。収蔵美術館(ロシア美術館、トレチャコフ美術館、プーシキン美術館など)。プーシキンの『昔話集』挿絵により、ソビエト連邦国家賞(1975)、国際アンデルセン賞(1976)などを受賞。