ダイアリー

2/10 ヴァスネツオフ

2019年02月10日

カランダーシの部屋の書棚に今飾られているのは、資料のヴィクトル・ヴァスネツオフ画集の眠り姫」のページ。うさぎとリスのお人形が熱心に説明を読んでいるという設定。
その時々によってそこに飾りたい絵本は違ってくるのだけど、今はこの絵がぴったりくる。単純で明るい雰囲気のものにするのことが多いのだけど、自分でも面白い。
ヴァスネツオフ(1848〜1926)といえば、移動展派の画家であるが、その活動は、宗教画、挿絵、舞台美術、建築設計…など多岐にわたっている。ビリービンが展覧会で「三人の勇士」という作品を見て大きな衝撃を受けたことはよく知られている。
個人的には、ヴァスネツオフが司祭の息子として生まれ、美術アカデミーにはいる前に自らも神学校を卒業していることに興味を持っている。宗教画を描くことに結びつくことはもちろん理解できるが、創作活動全般においての影響についてもどうなのかなぁと。
先日終幕した「ロマンティック展」では「スネグラーチカ」が展示されていた。あまり注目されていなかったようにも感じたのだけど、私は見ることができてとても嬉しかった。他の作品もいつか、と思っている(直)


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