ダイアリー

4/1 クニーシカ

2019年04月01日

昨日のカフェ・リンさんでの原画展の最終日だが、メンバーに集まってもらってロシア絵本の翻訳の会、クニーシカの会も開催した。今までは自分たちで少しずつ翻訳を進めてきたが、この度コズリナさんに指導を仰げることになり、顔合わせも兼ねての会だった。
翻訳はもちろんだが、「この言葉は今は使わない。19世紀の言葉」「日本では鳥は電線にとまる、と言うが、ロシアでは座るという単語を使う」「トルストイの時代、ナロードといえば農民のみを指す」などなど、自分たちで訳しているだけでは分からない、知らないことをたくさん教えていただいて大変勉強になった。メンバーも同じように思ってくださったようだ。
そして、私たちがロシア人の先生に期待することはやはりネイティブの発音。ひとりひとりの発音をみていただいた後、最後にコズリナさんに読んでいただいた後で皆で声を合わせて読みたいと言うと、それは幼稚園でやることであり、そんなことしても自分の声は聞こえないでしょう?一対一が基本だと言われ、そ、それはそうだけども、なんて面白いやり取りもあったりして、とにかく濃くて興味深いご指導をしていただけて時間があっという間にたってしまった。今後もメンバーと一緒に楽しく絵本を訳していければ、と思った次第である。
細々と続けてきたこの会も先生をお迎えし、ひとりメンバーも増えて、新しいスタートをきれそうだ。個人的には自分のロシア語力を何とかしたいなぁ、春だし、とあらためて思わされてもいる。

そんなこんなの最終日。クニーシカの会のメンバーが来てくださったことはもちろん嬉しかったのだが、最終日だからと親子で時間を作って駆けつけてくださった方がいてくださったり、最終日も和やかな交流の時を持つことができた素敵な1日だった。

画像はカフェ・リンさんの小松さんが撮影してくださっていたもの。感謝!自分の後ろ姿って新鮮だ。(直)


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