ダイアリー

4/11 イコン

2019年04月12日

今日は昨日よりは暖かいけれど、風がとても強かった。今年の桜も見納めだ。

午前中から出かけていて、午後は図録をお借りするためにNさんのお宅へうかがった。その図録とは、1982年に西武美術館で開催された「芸術と革命展-ロシア・アヴァンギャルド芸術の流れ」展のものだ。私が今、その方面の事を調べたりしていることをお話ししたら、この図録のことを紹介してくださり、それでは、とお借りすることとなったのだ。感謝。

私はその分厚く重い図録のページをめくりながら、これらの作品が全てその展覧会で展示されていたとは!と、まずは驚いてクラクラしてしてしまった。今開催されていたら通うのに、と思う。解説文の量も結構ある。大切に楽しみに読みたい。

静かで明るい午後のひととき。お部屋に飾られているイコンのお話をうかがったり、ロシア語習得についてアドヴァイスを受けたり、とてもありがたく貴重で意味深い時間を過ごさせていただいた。

その壁に飾られているイコンはアンドレイ・リュブリョフの「聖三位一体」。そしてそのイコンに見守られながら、Nさんはそのすぐ手前に位置する机で日々ロシア語に深く向き合われている。

私はNさんにロシアのことを教えていただくことがとても多い。それによってロシアを身近に感じたり、逆に遠く感じたり。今日も色々学ぶことが多く、刺激もたくさんいただいた。大変ありがたいここと思っている、かなり不甲斐ない私だけれど、課題を見据え日々に活かしていかねば…と思っている。(直)


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