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4/13 「ソ連歌謡」

2019年04月13日

オープンルームありがとうございました。

今日は、出版業界の先輩のOさんと「ソ連歌謡」(パブリブ)の著者である蒲生昌明さんがいらした。そしてソ連時代にロシアに住んでいらしたNさんと一緒にサモワールのお茶をいただきながら、たくさんお話をさせていただいた。

蒲生さんはなんと日本で1970年代初頭からモスクワ放送を聴いてらして、ソビエトの歌謡曲の世界に触れ、想像以上の奥深さと豊かさに驚き、魅せられ、現地にも赴き長年にわたり知識と愛を蓄積され、そしてこのたびその集大成ともいえる著者を刊行されたのである。

この本の魅力はなんといってもその詳細な情報量から迸る著者のソビエト歌謡に対する情熱が伝わってくることだと思うのだが、最大の強味といえば、これは蒲生さんご自身もおっしゃっていたのだけど、リアルタイムでソビエト時代の歌謡曲を聴きこんでいたという揺るぎない事実が持つ説得力なのだろうと思う。

午後のひととき、話題は尽きず面白く、民謡や軍歌のことから、周辺諸国のこと、子どもが眠る前に聴く番組のこと、また出版業界のことなどまで色々教えていただいた。

蒲生さんは、最初ラジオで歌謡曲を聞いていた。つまりその歌い手がどんな容姿かわからなかったわけだが、動画が見られるような時代になり、その実物像を初めて見た時の悲喜こもごも…という話は印象深かった。なるほど〜だ。今やソビエト時代の歌謡曲も検索すれば鑑賞可能な時代だ。私も折りを見て「ソ連歌謡」を参考にさせていただいて、少しずつ見てようと思う。今日話題にあがったウラジーミル・ヴィソツキイは特に注目したい。

蒲生さんには著書にかっこいいサインもしていただいた。ありがとうございました。(直)

ソ連歌謡 http://publibjp.com/20181120



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